スラムダンクの話中に紹介されたNBA選手
コミックス14巻 #123 屈辱
主人公桜木花道がフリースローを投げるシーン。
他の選手の真似をして投げても入る気がしない花道が、両手で下手投げをするシーンで紹介されたのが、リック・バリー。
プレーしたのが60年代70年代なので、正直なところ自分も知らなかった選手だ。
だが調べてみるとめちゃくちゃ活躍している。
大学バスケ、ABA、NBAで得点王を獲得した唯一の選手とのこと。
ちなみにABAとは1967年から1976年まであったNBAとは別のプロバスケットボールリーグだ。
設立時多くの選手がNBAから引き抜かれたが、リック・バリーもその1人。
もっとも元のチームと揉めて法廷闘争にもつれ込み、最終的には元のチームに戻った。
それだけ重要な選手だったということなのだと思う。
話中で紹介されているとおり、1978~1979シーズンにはフリースロー成功率94.7%という記録を残している。この記録は当時歴代1位だった。
この年を含め7回フリースロー成功率1位になっていて、キャリア通算では90%を記録し、歴代4位となっている。(3位のステフィン・カリーは現役)
ちなみに4人の息子は全員バスケット選手となっている。
ブレント・バリーはNBAで活躍し、優勝を経験。親子でNBAで優勝した3組の親子の一組だ。
またオールスターで行われるスラムダンクコンテストで、フリースローラインからジャンプしてダンクを決めて優勝している。過去マイケル・ジョーダンをはじめとして何人も成功しているが、白人で成功したのは初めてだった。
ブレントのフリースローは普通だったが、プロ入り前はアンダースローだったらしいw