前回のタイトルと似ているが、次の年の試合ですw
昨シーズン、レジー・ミラーに大逆転を許してしまったニックスですが、1年経って再び笑
この試合第4Q終盤残り18.7秒でニックスの6点リード。ほとんどの人がニックスの勝利を予想していただろう。しかしここからミラータイムが始まる。
マーク・ジャクソンからのインバウンズパスを受け取ったレジー・ミラーが振り返りざま3ポイントシュートを決める。このときミラーはペイント内にいて大男達にぶつかりながら、うまくマークを外してボールを受け取っている。相変わらずオフザボールの動きがうまいなぁなんて感心していたら、すぐさまニックスは再開。アンソニー・メイスンがインバウンズパスを投げ入れようとした際、受け手側のグレッグ・アンソニーがレジー・ミラーともつれて転倒。メイスンは既に投げる体勢に入っていて止められず、そのまま転倒したアンソニーに向けて投げ入れるも、ミラーにスティールされる。スティールしたミラーは反転して、3ポイントラインの外までドリブルで戻り、越えた瞬間振り向きざまに3ポイントシュートを決める。この間わずか5.5秒。たった5.5秒で6点差が0になってしまった瞬間だった。
その後ファウルを受けたジョン・スタークスがフリースローを2本とも外してしまう。2本目のリバウンドを拾ったパトリック・ユーイングがシュートするもこれも外れ、そのリバウンドを拾ったのがレジー・ミラー。そのミラーにメイスンがファウル。そしてそのフリースローを2本とも決め逆転する。
再開したニックスは最後の攻撃に挑むもボールを運んでいたグレッグ・アンソニーが転倒してしまい試合終了。
2本連続の3ポイントは神がかっていたとしかいいようがない。そしてリバウンドがレジー・ミラーの元に飛んでくるとかほんとフィクションで書いたら、「そんな都合良くいくか」と怒られそうだ。ほんとにレジー・ミラーは持ってるとしかいいようがない試合だった。