NBA、特に90年代が大好きな人のブログです。印象に残っている試合について振り返ったり、選手についての印象を書いていきます。

90年代NBAファンのブログ

NBA ニックス ペイサーズ ユーイング レジー・ミラー

1994年ECF Game5 ペイサーズvsニックス

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レジー・ミラーの伝説の試合の一つ。

イースタンカンファレスファイナル。ここまで2勝2敗のタイで迎えた、Game5。舞台はニックスの本拠地マジソン・スクエアガーデン。

第3Q終了時ニックスの12点リード。ペイサーズのインサイドの要であるセンターのリック・スミッツは第4Q始まって早々にファウルトラブル。まあほとんどの人がニックスの勝利だと思っていただろう。

第4Q始まって、レジー・ミラーが得点の度に観客席に向かってなにやら喋っている。ニックスの大ファンである映画監督のスパイク・リーと舌戦を繰り広げている模様。さらにチームメイトがフリースローをしている間に、スパイク・リーに向かってチョークサインまでしてるw そしてその舌戦にヒートアップして次々とシュートを決めるミラー。

ペイサーズは好守備を見せ、ニックスはまったくシュートが入らない時間が続き、その間ミラーが次々とシュートを沈み、あっという間に逆転、さらに8点差をつける。

そこでニックスのエース、ユーイングが苦しみながらも粘ってシュートを決め、その後のディフェンスでもペイサーズに24秒バイオレーションを犯させる。さらにユーイングの攻撃を防ごうとしたスミッツがファウルを犯し退場。2点差まで追いつき、ニックスのペースになりつつあった。

しかしここで再びミラーがシュートを決め、ニックスに傾きつつあった流れを止めた。

結局この試合でミラーは39得点をあげたが、そのうちの25点は第4Qにあげたものだ。終盤でのミラーの強さを見せつけた試合だった。

レジー・ミラーといえば歴代屈指のシューターの一人だが、オフザボールの動きが凄いと思う。スクリーンの使い方、時には相手選手をもスクリーンにしてマークを外す動きは素晴らしい。

試合終了後のレジー・ミラーのインタビューが印象に残っている。

インタビュアー What about Spike Lee?

レジー・ミラー Spike who?

ちなみに翌朝のニューヨークの新聞の見出しは、「Thank you Spike!」

観客との選手とのトラッシュトークというのも面白い笑

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